歌いだしは特に気を付けたいポイントです。
オーディションやデモ音源作成などでは特に歌いだしを重点的に練習して望みたいところです。
全ての歌のうたいだし、特に初めの1音は最も重要だといっても過言ではありません。
そしてそれに続くフレーズ、その後の文節は徹底的に練習しておきたいところです。
この初めのワンフレーズが引き付けられるものであると、その後もより引き付ける事につながります。
歌いだしがグダグダであると、どうしても興味がそがれてしまいます。
審査などでは「緊張しているのだろう」とその部分については許してもらえますが、
多くの方に聞いてもらう場合では、厳しいようですがそこで見放される事もあります。
もちろん審査でも出だしがいいと、「ん、この子結構いいかも」とその後もより注意深く聞いてもらう事ができます。
すでに述べてますが最初の1音は特に重点を置いて考え、練習します。
発声や発音、音の出し方、16分の1秒速く入る・遅く入る、リズムやテンポなどなど・・・。
曲のイメージに合わせ最適と思う「この1音」を考えて決めます。
そしてイントロから入り、実際にうたってみます。
ワンフレーズ歌ったらもう一度イントロから歌いだしまでと、何回も何回も色々なパターンで練習します。
それこそ何百回、何千回と練習する事が理想で、
そうして練習した事は、オーディションなどで緊張していたとしても自然とできます。
ぶっちゃけてしまいますが、オーディションなどでこれはとても効果があります。
一番最初の1音からのワンフレーズがとてもいいと、その後のイメージも上がります。
審査する側はそんなことの無い様に慎重に審査しているのですが、
そこは人間なのでどうしても感情により左右されます。
初めに「いいかも」と思うと、その後も良く聞こえてしまうのです。
もちろんこれはそんな姑息なことを狙っているのではなく、
誰かに聞いてもらうという事において、とても大切な事です。