ボイストレーニングは腹式呼吸での発声練習を欠かさない事が上達への近道です。
楽器にしても時間は短くても毎日弾くことが重要です。
これはそれぞれ「体」に覚えさせる為で、
日があいてしまうと「頭」では覚えていても「体」が忘れてしまうからです。
自宅での練習では大声を出せない事の方が多いでしょう。
それは家族であったり、マンションやアパートの場合音が漏れるからですよね。
「日頃の練習方法」で小さな声でも比較的良い練習方法を書いているので参考にして下さい。
以下にそれぞれの場所でのメリットデメリットを書きます。
● 市町村の施設
簡単に言うと市役所やその関連施設などです。
特に、会議室や音楽室など小さな部屋をいくつも用意しているところであれば、
毎日でも1室くらいはあいてますし、なんと言っても低料金で借りる事ができます。
時間も夜遅くまで貸してくれるところもあるので、
学校や仕事帰りでも十分練習時間が取れます。
楽器持込OKであるかは施設ごとに違うので聞いてみるといいでしょう。
● 青少年育成事業など
これは比較的少ないようですが、青少年育成事業のひとつとして市区町村で音楽室を設けているところもあるようです。
事業目的もあり、年齢は制限されますが多くの場合は未成年、または20代前半であれば利用できるようです。
施設も様々ですが、中にはドラムやアンプが常設されているところもあって、
利用料も1時間100円などと他では考えられないほど低価格なところもあります。
住んでいる地域の市役所などに問い合わせてみてはどうでしょうか。
● カラオケルーム
個人や少人数での練習の定番となっています。
平日昼間の一定時間内に格安としている場合などもあるので、
そういったところを上手く利用したいところです。
カラオケでも楽器や音源の持ち込み禁止のところもあるようなので、初めて行く所では事前に確認が必要です。
また、「一人で練習」という事も嫌がるカラオケルームもあるので確認しておきたいところです。
● 音楽スタジオ
利用料が安いわけではないので毎日行くには少々厳しいです。
料金は一人で1時間1,000円、4人で1時間3000円などで、複数人で行く場合は人数で割った金額になります。
音楽スタジオはアマチュアでも利用する人が多いのですが、
特にデモ音源作成などでは必ず利用したいところです。
音楽スタジオとしているところは、基本的に防音室となっています。
もちろんこれは演奏の音が室外に漏れない為なのですが、
逆にスタジオ内は外の音も防音されるので静かです。
つまり、録音環境に適しているわけです。
ドラムやアンプなどの演奏に必要な機材はもちろんですが、
録音環境を整えているスタジオもあります。
スタジオ以外の場所で音量を気にしながら録ったものと、
気にせず目一杯やったものでは雲泥の差になるので、是非活用して下さい。
デモ音源作成などの録音環境もご覧下さい。